社員紹介
INTERVIEWS
04

人は、
何色にでもなれる。

I.H
応用理工学学位プログラム
パワー事業部 エンジニア
2022年度入社

PROFILE

「真空表面学」という、電気系の学問とは異なる分野から、エヌエフグループに入社。新しい知識との出会い、マネジメントの面白さを実感していくなかで、若手らしい主体性で活躍を続ける。

求められたのは
「専門外であること」

大学では、物理と化学の中間的な学問である「真空表面学」を研究していました。そして、非常に専門性の高い分野であったため、「民間企業で知識を活かすのは難しいだろう」と考えていたのです。そんな時に出会ったのが、エヌエフグループでした。大学時代の恩師から当社をおすすめされ、実際に面接に進んでみると、面接官の方の深い見識に驚かされました。私の専門である真空表面学にも通じており、研究論文に対する鋭い質問を受けたのです。そうして最後に言われたのが、「私たちが必要とするのは、電気の専門ではない、あなたのような人だ」という言葉。決して表面的ではないその言葉に、深く納得することができました。

学んで進む。進んで学ぶ。

入社後には、山口県にある製造工場での研修に参加。ここでは、製品への部品実装など、実際の製造の流れを学ぶことができます。そうして研修が終わると、さっそく案件を任されることに。電気に関する知識が少ない中で、自分なりに測定器の操作方法や配線を調べ、なんとか課題を達成しました。このように、いきなり仕事を任されると、最初は戸惑ってしまうかもしれません。しかし、先輩社員が身近で親切にサポートをしてくれるので、ほどよい難易度の案件を楽しんで学びながら進めることができますので、成長スピードが早いと感じています。現在、私が所属しているのは、電源設備の設計開発を行う「パワー事業部」です。そして、開発という仕事は、設計や実験を行うだけに留まりません。社内の購買部門や品質保証部門、製造工場とやりとりを行うなど、製品が完成するまでのマネジメントも担当しています。

開かれた扉、
踏み出すのはあなた。

今後、プロジェクト全体を統括するようになると考えると、マネジメント能力は欠かせないものになるはずです。そのために、若手のうちからマネジメントを任せてもらえるのは、小規模である当社ならではの魅力だと思います。私が、マネジメントをする際に心がけているのは、「分からないことは、分からない」と割り切って、積極的に質問をすることです。そして当社には、親切に答えてくれる先輩がたくさんいます。だからこそ、電気系の専門知識を持っていなくても、開発プロジェクトを担えているのではないでしょうか。最後に、私のように他分野から当社に興味を持った方にお伝えしたいことがあります。大学で学んでいたことが、エヌエフホールディングスでの「仕事のあり方」を決めてしまうことはありません。むしろ重要なのは、「どんな環境で、仕事をしたいのか」をよく考えておくことです。専門知識を持つ人だけでなく、ふと製品に興味を持った人にも、当社の門戸は開かれています。その扉をくぐって、ここに来たことを、私は正解だったと思います。

1 DAY SCHEDULE
とある一日のスケジュール