エヌエフグループにおいては、創業以来、欧米人を含む外国籍の方を採用してきたほか、1980年代に計測器業界で初めて複数の女性を営業職採用するなど、多様な発想や考え方を経営において重視してきた経緯にありますが、現在においても「経営理念」として「人間尊重」を掲げるとともに、「行動規範」を定め、この中で「多様な人々を尊重する」ことを謳い、役員はもとより全社員が日々具体的に行動し判断に当たっての基準としています。
執行役員をはじめ管理職に在職する女性は、男女の別なく登用し活躍していますが、女性採用の強化に一層注力しているところです。

社員の活躍のため、適正で公平な評価と処遇、適材適所に努めているほか、能力開発に当たっても、新入社員研修をはじめ業務に即した部門内研修等を実施していますが、社員の自律と自立が社員本人の成長と幸福度向上、ひいてはグループ発展において極めて重要であるとの基本的な考え方に基づき、たとえば、社員相互に刺激し合えるような場としてエヌエフグループ横断で、開発・生産・営業・総部人事等担当業務に関する「技術発表会」を定期的に開催し、あるいは、大学教授や他社で活躍中のビジネスマンによる講演会を開催するなど、希望すれば様々な刺激を受けられるような場を設定、提供するようにしています。